Jasper Morrison / ジャスパー・モリソンは、1959年生まれ、イギリス・ロンドン出身のデザイナーです。1982年にキングストン美術学校を卒業後、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)に入学し、1984年には奨学金を得てベルリン芸術大学(HdK)に留学。1986年、ロンドンに自身のデザインオフィス「Office for Design」を設立。現代のデザイン界におけるミニマリズムの原点と称されています。Vitra(ヴィトラ)、MAGIS(マジス)、FLOS(フロス)、マルニ木工、Cappellini(カッペリーニ)など、数多くのブランドから作品を発表。シンプルかつアーティスティックで、本当の意味で暮らしを豊かにする実用的なデザインを追及し続けています。日本を代表するデザイナー深澤直人と、優れたデザインを定義する言葉として「Super Normal(スーパーノーマル)」という独自のデザイン哲学を掲げ、2006年には東京で展覧会を開催。現在は、ロンドン、東京、パリにオフィスを構え、家具、照明、テーブルウェア、空間デザインなど幅広い分野で活躍しています。ニューヨーク近代美術館(MoMA)をはじめ、世界の美術館に収蔵されています。