FRITZ HANSEN / フリッツ・ハンセンは、タイムレスなデザインを生み出しているデンマークの家具ブランドです。時代に左右されることなく、世界的にも有名なクラシックラインからコンテンポラリーラインまで、一つの世界観で表現。1872年にデンマークで創業し、長年に渡りアルネ・ヤコブセンら一流デザイナーとコラボレーションし、クラシックコレクションとして、セブンチェアやエッグチェア、スワンチェアなど数多くの名作を生み出しています。コンテンポラリーコレクションには、ハイメ・アジョンやピエロ・リッソーニなど、現代で最も刺激的で国際的にも高い評価を受けているデザイナーによる新しいデザインの家具などが揃っています。2つのコレクションに共通するのは、デザインとアートの境界線を曖昧にする、彫刻的でアーティスティックな表現です。前例のない方法で機能とフォルムを両立させ、一つひとつのアイテムに大きな存在感と意義を与え、空間を生まれ変わらせてきました。現在も創業当時と同様に、フリッツ・ハンセンは「たった1つの家具が部屋や建物全体を美しくすることができ、その空間で過ごす人々の幸せを高める」という信念に導かれています。決して妥協を許さず、世界のデザイン界だけでなく上質なライフスタイルを追求する人々の間で、その存在意義を増し続けています。
moooi / モーイは、アンティークとモダンを融合させたハイセンスで美しいインテリア・家具を生み出し続ける、オランダを代表するインテリアブランドです。Marcel Wanders(マルセル・ワンダース)とCasper Vissers(キャスパー・フィッサス)により、2001年に設立。オランダ語の「mooi (美しいという意味の言葉)」に「o」を一つ加え、さらなる美しさやオリジナリティのあるデザインを目指す意味を込めて名付けられました。アンティークやゴシック、オリエンタルなど様々なエッセンスと現代の先進的なデザインを融合させた作品は、大胆で遊び心があり、常識にとらわれない独創的なインテリア空間を演出します。 アートディレクションを務めるマルセル・ワンダースをはじめ、Studio Job(スタジオ・ヨブ)、Jaime Hayon(ハイメ・アジョン)、Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)、Maaten Baas(マーティン バース)、三宅有洋、Neri&Hu(ネリ&フー)など世界的な著名デザイナーによる個性豊かで美しいコレクションは、ブランドデビュー以来、ミラノサローネ国際家具見本市での発表の度に注目を集め、驚きとユーモアを効かせた独特の世界観で世界中の人々を魅了し続けています。
Calligaris / カリガリスは、イタリア最大級のホームインテリア・家具ブランドです。1923年の創業以来、カリガリスは品質と技術革新に重点を置き、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループに入ったことにより、現在では世界レベルの家具メーカーへと成長しました。「affordable luxury(アフォーダブル・ラグジュアリー)= 手の届く贅沢」をテーマに、トレンドの色やマテリアルを取り入れ、都会的で洗練された空間をつくり上げるイタリアンモダンデザインの家具を展開しています。品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO9001」を取得しており、木材の伐採から製材、乾燥、生産の全ての工程を自社で行っています。ダイニングチェアやダイニングテーブルをはじめ、用途に応じて天板の広さを変えることができる伸長式テーブルなど、ダイニングからリビング、ホームアクセサリーに至るまで数多くラインアップしています。
Knoll / ノルは、ハンス・ノルにより1938年にニューヨークで設立された世界的なファニチャーブランドです。「Knollの歴史は、近代デザイン運動の歴史そのものでもある」と言われるほどデザインに精通し、それを追究・体現し続け、世界的に有名な家具ブランドとして確固たる地位を確立しています。ハンスとそのビジネスパートナーで妻のフローレンス・ノルの二人が続けてきたビジネスモデルが現代でも受け継がれています。彼らの親交から、ミース・ファン・デル・ローエやエーロ・サーリネン、ハリー・ベルトイア、マルセル・ブロイヤーなど、時代の先端をいく建築家やデザイナーとの画期的なコラボレーションを実現し、20世紀デザイン史に多大な影響を与えました。“Modern Always”を信条に、決して妥協せず、研究を重ねて作り上げられた製品は、半世紀以上経った現在でも、美と心地良さを備えた“使われる芸術品”と評され、多くの人に愛され続けています。往年の名作家具はもちろん、近年ではピエロ・リッソーニやエドワード・バーバー&ジェイ・オズガビーなど世界的に活躍する一流デザイナーを起用し、オフィス・パブリック・住宅等、あらゆるシーンにおいてモダンファニチャーの世界を広めています。
CRASH GATE / クラッシュゲートは、シンプルナチュラルやクラシック、ビンテージやインダストリアルなど、多種多様なテイストの家具を組み合わせることで生まれる新しい空間や、意外な組み合わせで生まれるギャップやユーモアのある空間を提案する「CRUSH CRASH PROJECT(クラッシュクラッシュプロジェクト)」の家具を扱うインテリアショップです。「壊すことで生まれるなにか」をテーマに掲げ、こうあるべきというルールや固定概念に縛られず、心躍るもの・好きなものを自由にミックスする楽しさや、そこから生まれる個性的でカジュアルな心地の良い暮らしを発信しています。 ビンテージスタイルのソファ、古民家で使われてきた古材にアイアンを組み合わせたテーブル、フックや棚板の組み合わせが自由自在な収納家具、リビングとダイニングの垣根をなくすLDスタイルのソファダイニングなど、今の暮らしにフィットしながらも長く愛着を持って使っていただけるプロダクトを多数展開。好きなものや思い入れのあるものに囲まれて暮らす喜びや哀愁、懐かしさなど、形ではない心の豊かさを生み出し、セオリーやメソッドに縛られることのないクラッシュ独自のユーモアのある世界観を提案しています。
a.depeche / ア.デペシュは、味わいがあって心地良さが漂う家具・雑貨を展開するインテリアショップです。2005年4月に京都からライフスタイルを発信するブランドとして立ち上げ、現在は全国に店舗を展開。「パリのアパートメントの一室」をイメージし、国籍や人種、カラー、素材に偏った固定観念を持つことなく、ミックスコーディネイトできるようなライフスタイルを提案しています。例えば、明るい色と暗い色、鉄と木、木と生地、古いものと新しいもの、女性的なものと男性的なものなど、異なるものの組み合わせで心地よい空間をつくり、新しいスタイルとして喜びを届けることを目指しています。
IDEE / イデーは、ソファやチェアなどオリジナルデザインの家具を中心に、広く「暮らし」についての提案を行っている日本発のグローバルブランドです。IDEEとはフランス語で「理念」を意味し、同時に哲学用語の「イデア(理想形)」にも掛かっています。1983年にオリジナル家具シリーズを発表して以来、日本の家具・インテリアシーンにおいて、現代の都市生活に合うシンプルなスタイルを基本としつつも、既成概念に捉われない、新しい造形に挑戦し、数多くのデザイナーと「ありそうで、なかった」家具を次々と世に送り出しています。それらの多くは洋家具の起源であるヨーロッパを中心に世界各国で称賛を浴び、美術品としてコレクターも現れ、デザインミュージアムの永久保存品として採用される作品も複数存在しています。
KARIMOKU NEW STANDARD / カリモクニュースタンダードは、日本の木製家具メーカーであるカリモクが2009年にスタートした家具ブランドです。カリモクの職人が培ってきたユニークな視点と、国内外から選ばれた有数のデザイナーたちの先進的なアイデアを融合し、日本の家具デザインの新たなスタンダードとなるべく取り組んでいます。これまで主に紙パルプ原料のチップとしての利用が多く、本来の価値に比べて有効な利用がされていなかった広葉樹(カエデ、クリ、ナラなど)を使用するなど素材そのものから、生産工程すべてにおいて高いクオリティを追求しています。広葉樹のサスティナブルな活用、さらに森林保全や林業地域の活性化など日本の森が抱える問題のために、「木製家具メーカーとして何ができるか」をテーマのひとつとして掲げてきたカリモクは、カリモクニュースタンダードを通して、木材が持つ価値の再発見、サスティナブルな活用を進めています。
MASTERWAL / マスターウォールは、岡山県に拠点を置く家具メーカー、AKASE(旧社名:アカセ木工)が2006年に立ち上げたウォールナット無垢材を用いた家具ブランドです。ブランド名のMASTERWALは「ウォールナットを極める」という素材を尊重し追求する思いから名付けられました。マスターウォールの家具作りは「100年後のアンティーク家具へ」をコンセプトに掲げ、使う人の人生とともに歴史を重ねながら深みを帯び、100年後の人たちにも愛着を持ってもらえるような家具づくりを目指しています。製品に使われる無垢材は注文を受けてから木取りし、加工から梱包の工程まで一貫して自社で手がけています。これは、資材の捨てる部分を極力減らし、過剰な森林伐採を防ぎ環境を保護するという、マスターウォールの基本理念に基づくものです。長い年月をかけて育った貴重な木材を隅々まで生かし、木のプロフェッショナルによるハンドワークで丁寧に仕上げられた品質の高い家具を作り続けています。
Kartell / カルテルは、最先端の工業技術で表現するエレガントなデザインで、革新的な家具を世界に広めたイタリアのデザイナーズ家具ブランドです。1949年の設立以来、プラスチックを使用したクリエイティブなデザインと機能性、高品質なプロダクトを世に出し、インダストリアルデザインのトップブランドとしての確固たる地位を確立しています。 次々と進化するプラスチックの利用と新技術やプロセスの研究は、製品の機能的性能及び美しい外観を革新することに尽力してきたカルテルの基礎です。カルテルのプラスチックは、実用的かつ機能的な面に加えて、魅力と貴重さを兼ね備え、一般的なプラスチック製品の捉え方を、単なる機能的な物から真に贅沢な一品へと根本的に変えました。近年では、地球環境にやさしいバイオプラスチックなどの新素材を用いたり、A.I.(人工知能)にデザインをさせたりと、常に人々を驚かせるようなプロダクト開発を展開しています。 フィリップ・スタルク、ヴィコ・マジストレッティ、パトリシア・ウルキオラ、マルセル・ワンダース、ピエロ・リッソーニ、吉岡徳仁など、国際的な一流デザイナーとコラボレートし、世界中に最新トレンドを発信しています。
Tom Dixon. / トム・ディクソンは、照明、家具、フレグランス、ホームアクセサリーと幅広いジャンルを手がけるデザイナー、トム・ディクソンが主宰するイギリスのインテリアブランドです。2002年のブランドスタート以降、独創的なミラーを使った照明シリーズや、一点物のアート作品に近い斬新なプロダクトを数々発表。素材そのものの特徴を生かした、独創的な創作手法は、トム・ディクソンの特徴と云われる、一種異端的かつ工業的なアプローチを体現するものであり、その表現方法は一見英国的な側面を持ちながらも、奇抜でユニークな部分を兼ね備えています。代表作の一つである「Sチェア」は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションに選ばれるなど、世界中で高い評価を得ています。
SHOP ASPLUND / ショップ アスプルンドは、遊び心と個性に溢れた家具から、インテリア雑貨、照明、ファブリックまで、独自の世界観を提案する東京・恵比寿のインテリアショップです。均一的な美しさよりも一つ一つ表情が違う自然素材のもつ温かみやハンドメイドの味わい、経年変化を楽しむ暮らしを提案。トレンドを抑えたオリジナルファニチャーから、世界中からテイストやジャンルの枠を越えてセレクトした家具やインテリア用品を取り揃え、洗練されたくつろぎの空間つくりをサポートしています。
HAY / ヘイは、Rolf Hay(ロルフ・ヘイ)が2002年に設立し、2003年のケルンフェアでデビューしたデンマークのインテリアプロダクトブランドです。50年代、60年代のデンマークの家具デザインを大切にしながらも、新しいデザインを取り入れた商品開発を行っています。北欧デザインというカテゴリーにこだわらず、インターナショナルな視点を持ち、家具、インテリアアクセサリーからデコレーションアイテム、ステーショナリーなど、ライフスタイル全体をコーディネートすることができるコレクションを展開。ホームユースのプロダクトだけでなく、ホテルやレストラン、教育施設など多くのプロジェクトも手掛けています。
moda en casa / モーダ・エン・カーサは、東京をベースに、オリジナル家具をはじめ、デンマークブランドの家具・照明・ラグを扱うインテリアライフスタイルカンパニーです。日本在住のデンマーク人が2000年8月に創業し、北欧を中心としたヨーロッパ各地の最新トレンドと日本の生活文化をミックスさせた独自のモダンスタイルを提案。家庭の中のファッションを提案するアンテナショップとしての意味を込めて「moda en casa」と名付けられました。デザイン性が高く、日本の住環境に適したインテリアをグッドプライスで展開し、コンクリート、メタル、テラゾーなど、異素材を用いてトレンドを押さえた遊び心あふれるサイドアイテムも人気です。
Lloyd's Antiques / ロイズ・アンティークスは、ヨーロッパアンティーク家具を中心に展開する日本の代表的なインテリアショップです。1988年の創業以来、アンティーク家具を通してヨーロッパ文化を届けるとともに、ものに対する精神も伝え続けてきました。ヨーロッパでは、親から子へと代々受け継がれた家具を大切に扱い、壊れたら丁寧に修理しながら、キズも思い出として残す習慣があります。このように大切に扱われた家具は、その家の伝統と格式を過去から現在、そして未来へと伝えていきます。ロイズ・アンティークスは、ヨーロッパ各地の良質なアンティーク家具を、買い付けから販売まですべて自社で行い、高品質で長く使えるアンティーク家具を提供し続けています。現在では、英国アンティーク家具を中心としながら、様々な時代の多様な文化とスタイルを融合した「ミックスカルチャー・スタイル」を提案し、英国伝統のデザインと製法を忠実に再現した高品質なオリジナルのリプロダクション家具も展開しています。
広松木工は、福岡県大川市に本社・工場を構える木工家具メーカーです。素材の質、組み合わせ、厚み、手触りに徹底してこだわり、使い手によって深められる経年変化の味わいを信じて、自分たちが本当に美しいと感じる家具やスタイルを追求する中で生まれた、「広松らしい」「広松らしさ」といった独特の味わいを持つ家具を展開しています。広松木工のものづくりの指標となる言葉「WHITE FUSION」は、純粋無垢で美しく、すべての色の根源である「白」を背景に美しく存在する家具であること、そして、木と異なる素材との「融合」にはじまり、空間との「融合」、新しさと懐かしさの「融合」が成立する家具であることを表しています。暮らしの中に溶け込み、手に馴染む道具としての「家族の家具」、そして暮らしの道具となって、「家族の風景」「家族の一員」になるような家具を目指し、木目と向かい合い、人の心に響く優しいものづくりを続けています。
Magis / マジスは、イタリアを拠点とする家具・家庭用品ブランドです。「Magis」とは、ラテン語で「もっと」を意味する比較級の形容詞で、すべてのプロダクトに「もっと」というこだわりが込められています。Magisのプロダクトの特徴の一つは高度な技術で成型したプラスチック素材の活用です。技術力に裏打ちされた他にはない独自の世界観を持つユニークなデザインが多く、近年ではアルミニウムやスチール、ウッドなどの新素材や環境にやさしいエコ素材の開発にも取り組んでいます。ジャスパー・モリソン、ステファノ・ジョバンノーニ、マーク・ニューソン、コンスタンチン・グルチッチなど、世界を代表するデザイナーの創造性をもって、常に時代の変化を掴み、最先端のものづくりに挑戦しています。「日常にこそ優れたデザインを」というMagisのデザインフィロソフィーを体現するプロダクトを生み出し続け、世界70ヵ国へ発信されるその斬新な製品は、世界で数々の賞を受賞し、ニューヨーク現代美術館やパリ国立近代美術館など、世界のミュージアムでパーマネントコレクションに選ばれています。
RE : Store Fixture UNITED ARROWS LTD. / リ ストア フィクスチャー ユナイテッドアローズは、(株)ユナイテッドアローズの店舗で使用していた家具や什器などをリペアして販売するプロジェクトです。創業来店舗で使用していたテーブルやチェスト、ソファなどの海外からの買付け家具や、オリジナルで製作した什器、ディスプレイで使用していた備品など、いずれも歴史を感じる味わい深いものばかりを展開しています。劣化した部分は一点一点状態に合わせて最適な方法でリペアし、リペアされた家具たちがより長く使われていくことができるように、新たな命を吹き込んでいます。