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FRITZ HANSEN / フリッツ・ハンセンは、タイムレスなデザインを生み出しているデンマークの家具ブランドです。時代に左右されることなく、世界的にも有名なクラシックラインからコンテンポラリーラインまで、一つの世界観で表現。1872年にデンマークで創業し、長年に渡りアルネ・ヤコブセンら一流デザイナーとコラボレーションし、クラシックコレクションとして、セブンチェアやエッグチェア、スワンチェアなど数多くの名作を生み出しています。コンテンポラリーコレクションには、ハイメ・アジョンやピエロ・リッソーニなど、現代で最も刺激的で国際的にも高い評価を受けているデザイナーによる新しいデザインの家具などが揃っています。2つのコレクションに共通するのは、デザインとアートの境界線を曖昧にする、彫刻的でアーティスティックな表現です。前例のない方法で機能とフォルムを両立させ、一つひとつのアイテムに大きな存在感と意義を与え、空間を生まれ変わらせてきました。現在も創業当時と同様に、フリッツ・ハンセンは「たった1つの家具が部屋や建物全体を美しくすることができ、その空間で過ごす人々の幸せを高める」という信念に導かれています。決して妥協を許さず、世界のデザイン界だけでなく上質なライフスタイルを追求する人々の間で、その存在意義を増し続けています。

Kasper Salto / キャスパー・サルトは、1967年生まれ、デンマーク・コペンハーゲン出身のデザイナーです。1985年から1988年にかけて、Jørgen Wolff（ヨルゲン・ヴォルフ）の工房で家具職人として訓練を積みました。1989年、デンマークデザインスクールに入学。在学中にスイスのアートセンターで1学期を過ごし、1994年に卒業。卒業後、デンマーク家具デザイン界の巨匠、Rud Thygesen（ルド・チューエセン）のもとで学びました。デンマークの家具ブランドBotium（ボティウム）の創設者、Peter Stærk（ピーター・スターク）と出会い、「Runner chair（ランナーチェア）」をデザイン。ランナーチェアは、1997年の展示会にて、FRITZ HANSEN（フリッツ・ハンセン）のデザイン責任者、Bjørn Stegger（ビョルン・ステガー）の目に留まり、同社の製品デザインを手掛けるきっかけとなりました。ICE Chair（アイスチェア）、LITTLE FRIEND（リトルフレンド）、NAP Chair（ナップチェア）などを開発し、世界中で販売されました。彼の作品は、東京の国立新美術館やデンマークのルイジアナ美術館など、世界の有名な美術館に所蔵されています。