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arper / アルペールは、1989年にイタリア・トレヴィーゾでレザー製品の会社として創業した家具ブランドです。2001年に発表したオリジナルコレクションの洗練されたデザインと機能美が脚光を浴び、商業施設やオフィスなどコントラクトマーケットでその評価を高めました。中でも、2001年に発表したチェア「Catifa（カティファ）」は、世界のデザイン賞を多数受賞し、アルペールの代表作として高い人気を誇っています。多様な素材を用いながらも、すべてのプロダクトに共通するシンプルなフォルムは、素材を極限までそぎ落とす高度な技術力によって実現。デザイン、素材、機能、コストなどすべての要素を統合的にとらえるアルペールの本質を体現しています。 持続可能な製品づくりのために環境部署を設置し、環境負荷を軽減するための新たな方法を常に追求しています。材料使用を最小限に抑え、流行に左右されず、長いライフサイクルの中でさまざまな役割を果たせる、耐久性のあるタイムレスな家具をデザインしています。環境保護、環境維持のために、FSC認証をはじめ、GreenGuard、EPD、ISO14001、Gecaなどの認証を取得しています。

岩崎 一郎 / Iwasaki Ichiroは、1965年生まれ、東京都出身のプロダクトデザイナーです。育英工業高等専門学校（現・サレジオ工業高等専門学校）のデザイン学科を卒業。1986年より、ソニーデザインセンターにて勤務。その後、イタリアに移り、ミラノのデザインスタジオで経験を積みました。帰国後、1995年にイワサキデザインスタジオを設立。国内外のクライアントと協働し、テーブルウェアや照明器具、家具などのインテリア用品から、デジタルカメラ、携帯電話などの精密電子機器まで、プロダクト全般のデザインを手掛けています。家具や照明の分野では、イタリアのarper（アルペール）やスペインのVibia（ヴィビア）などから製品を発表しています。レッド・ドット・デザイン賞やグッドデザイン賞、ドイツ・デザイン賞、グッドデザイン賞、毎日デザイン賞など、国内外の主要なデザイン賞を多数受賞しています。また、東京藝術大学、多摩美術大学にて非常勤講師を務めています。