Reverse Conference

Andreu World / アンドリュー・ワールドは、スペイン家具業界トップの輸出量を誇り、グローバルで展開している家具メーカーです。1955年、家具・インテリアメーカーが多く集まるバレンシアで創立しました。Patricia Urquiola（パトリシア・ウルキオラ）やJasper Morrison（ジャスパー・モリソン）をはじめとする世界的著名デザイナーとコラボレーションを行っています。エレガントで洗練された美しいデザインと、ゆったりと過ごせる実用的な設計から生み出された製品は、個人邸やオフィスはもちろんのこと、世界中の有名ホテルやレストランでも使用されています。レッド・ドット・デザイン賞やドイツ・デザイン賞、ベスト・オブ・ネオコン、ADIデザインインデックスなど、数多くのデザイン賞を受賞しています。 東欧にある自社の森林で採れたブナ材やオーク材、アッシュ材など、FSC認証を取得した木材を100%使用。同じく東欧にある自社工場で加工し、スペインの工場で組み立てています。この無駄のない一貫した生産ラインによって、高品質な家具を作るとともに、徹底した地球環境保護に取り組んでいます。

Piergiorgio Cazzaniga / ピエルジョルジオ・カッサニーガは、1946年生まれ、イタリア・リッソーネ出身のデザイナーです。家具職人の息子として生まれ、幼い頃から工房で家具職人の仕事を見て育ちました。リッソーネのISPMAを卒業後、ミラノ工科大学でインテリアデザインを学びました。まだ16歳だった1962年に、Besana Furniture社のテクニカル部門のマネージャーに就任。1966年よりBoffi Cucine社の研究・調査部門の責任者として、ヨーロッパにおけるキッチンキャビネットやビルトイン機器のサイズの標準化に取り組みました。1971年、建築家兼デザイナーのLuigi Massoni（ルイジ・マッソーニ）と共に、デザイン事務所「A&D Studio」を設立。イタリアを代表する企業の製品、ショールーム、展示会などのデザインを手掛けました。1991年、自身のデザイン事務所「Piergiorgio Cazzaniga Design」を設立。Andreu World（アンドリューワールド）やLapalma（ラパルマ）、Porro（ポロ）、Tribù（トリビュ）など、ヨーロッパを中心に数多くの家具・インテリアブランドと協働しています。