ROSETConfluences 2

ligne roset / リーン・ロゼは、1860年にフランス・リヨン郊外で創業されたロゼ社によって誕生した、ライフスタイルブランドです。「ligne roset（リーン・ロゼ）」の「ligne（リーン）」はコレクションという意味、「roset（ロゼ）」は創設者の名前で、「ロゼ コレクション」という意味です。コンテンポラリーなライフスタイルをトータルに提案することをブランドコンセプトにしており、世界的に活躍する約100名のデザイナーがリーン・ロゼに関わっています。ソファ、キャビネット家具のほかに、照明、アクセサリーなど幅広く展開しています。洗練されたデザインはもちろんのこと、毎年発表される豊富なラインナップと多彩な生地、カラーバリエーションが魅力で、世界各国で高い支持を得ています。リーン・ロゼは、フランスの文化とテイストから生まれ、他の高級ブランドと同様、世界的に有名な「フレンチ・タッチ」の精神を持ち、伝統と歴史を尊重しながらも常に新しいことを追求しています。

Philippe Nigro / フィリップ・ニグロは、1975年生まれ、フランス・ニース出身のデザイナーです。アンティーブ市の高校で応用芸術を学び、バカロレア（フランスの高校卒業試験）を受け、卒業。リヨン市のラ・マルティニエール学校のBTSクラス（上級技術者免許取得クラス）で工業デザインを学び、1997年にパリのエコール・ブール国立工芸学校を卒業しました。その後は、イタリアを代表する建築家兼プロダクトデザイナー、Michele De Lucchi（ミケーレ・デ・ルッキ）の事務所にて、プロダクト、家具、照明、インテリア建築など幅広い様々なプロジェクトに参加しました。フランスとイタリアの文化を通して経験を豊富に積んだ彼は、独立後も2ヶ国を拠点に活動を続け、ligne roset（リーン・ロゼ）やZanotta（ザノッタ）、Hermes（エルメス）、Driade（ドリアデ）など、世界的有名ブランドから製品を発表しています。2014年には、メゾン・エ・オブジェにて「デザイナー・オブ・ザイヤー」を受賞。彼の作品は、パリ装飾美術館やポンピドゥーセンターのコレクションとして収蔵されています。