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ARIAKE / アリアケは、家具職人の町である佐賀県諸富町で生まれた日本の家具ブランドです。九州にある有明海にちなんで名付けられ、日本語で夜明けを意味する「ARIAKE」は、世界各国のデザイナーとのコラボレーションを開始し、グローバル市場を目指すブランドを象徴しています。ARIAKEのブランドとそのデザインは、諸富町でデザイナーと職人達、アートディレクター、フォトグラファーが寝食を共にし、共同で製作を行い、集団で生活をすることにより作り上げられました。言葉の壁を越え、信頼関係を築いてきた結果、日本文化のスピリチュアリティーと都市の生活背景にインスパイアされ、最高の技と機械によってARIAKEの家具コレクションは誕生しています。それぞれの家具にはオークやヒノキ、スギ、レザー、ペーパーコード、綿キャンバス、室内装飾、墨や藍染の独特な仕上げを施しています。全ての作品はアンデシェン & ヴォル、ガブリエル・タン、芦沢啓治、ノーム・アーキテクツ、安積伸、スタファン・ ホルム、ゾエ・モワットがデザインを手掛け、アナ・ペリンによるブランディングとセバスチャン・スタドラーの撮影により、佐賀県諸富町で製作されています。

安積 伸 / Azumi Shinは、1965年生まれ、兵庫県神戸市出身のデザイナーです。1989年、京都市立芸術大学デザイン科を卒業後、NECデザインセンターにて勤務。1994年、イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アート（RCA） にてインダストリアルデザイン科修士課程を修了。安積朋子と共にロンドンにてデザインユニット「AZUMI（アズミ）」を設立。Lapalma（ラパルマ）、E&Y、Guzzini（グッチーニ）、Isokon Plus（アイソコン・プラス）などと協働し、家具、インテリアプロダクトを開発。店舗のインテリアデザインや展示会の空間構成など、空間デザインも手掛けています。ラパルマより発表した「LEM（レム）」スツールがロンドンのV&A博物館の永久収蔵品に選ばれるなど、各地の美術館に作品が収蔵されています。2005年に個人事務所「a studio」を設立。FX国際デザイン賞「プロダクトオブザイヤー」をはじめ、国内外で数多くの賞を受賞。審査員としてもIFデザイン賞などに参加しています。2016年より日本に拠点を移し活動。法政大学デザイン工学部システムデザイン学科教授、神戸芸術工科大学芸術工学部客員教授を歴任しています。