VICO DUO

FRITZ HANSEN / フリッツ・ハンセンは、タイムレスなデザインを生み出しているデンマークの家具ブランドです。時代に左右されることなく、世界的にも有名なクラシックラインからコンテンポラリーラインまで、一つの世界観で表現。1872年にデンマークで創業し、長年に渡りアルネ・ヤコブセンら一流デザイナーとコラボレーションし、クラシックコレクションとして、セブンチェアやエッグチェア、スワンチェアなど数多くの名作を生み出しています。コンテンポラリーコレクションには、ハイメ・アジョンやピエロ・リッソーニなど、現代で最も刺激的で国際的にも高い評価を受けているデザイナーによる新しいデザインの家具などが揃っています。2つのコレクションに共通するのは、デザインとアートの境界線を曖昧にする、彫刻的でアーティスティックな表現です。前例のない方法で機能とフォルムを両立させ、一つひとつのアイテムに大きな存在感と意義を与え、空間を生まれ変わらせてきました。現在も創業当時と同様に、フリッツ・ハンセンは「たった1つの家具が部屋や建物全体を美しくすることができ、その空間で過ごす人々の幸せを高める」という信念に導かれています。決して妥協を許さず、世界のデザイン界だけでなく上質なライフスタイルを追求する人々の間で、その存在意義を増し続けています。

Vico Magistretti / ヴィコ・マジストレッティは、1920年生まれ、イタリア・ミラノ出身のデザイナーです。ミラノ工科大学で建築を学び、1945年に卒業後、父のデザイン事務所にて勤務。主に建築、インテリアデザイン、工業デザイン、家具デザイン、都市計画を手掛けました。「悪いデザインに言い訳はない」という自身の哲学を貫き、イタリアデザインの基盤を築いた一人です。洗練されたハイコンセプトな家具から精巧な建築ファサードに至るまで、実験的でありながら驚くほど調和の取れた作品で広く称賛されました。Kartell（カルテル）やFRITZ HANSEN（フリッツ・ハンセン）、Artemide（アルテミデ）、Oluce（オルーチェ）など、数多くの家具や照明メーカーから製品を発表。20世紀不朽の名作ソファと称されたCassina（カッシーナ）の「MARALUNGA（マラルンガ）」をはじめ、12点がニューヨーク近代美術館（MoMA）の永久収蔵品となっています。アルテミデの照明「Eclisse（エクリッセ）」やオルーチェの照明「Atollo（アトーロ）」などでコンパッソ・ドーロ賞を受賞しています。